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『ちから太郎』あらすじ

むかしむかし あるところに 面倒くさがりのおじいさんとおばあさんがおりました。お風呂に入るのも面倒くさいと体じゅうがこんび(垢)だらけ。おもしろいくらいポロポロ落ちるそのこんびで、わらし人形を作りました。人形は、ぱくぱくぱくぱく御飯をよく食べ、こんび人形からこんび太郎、そしてとうとう百貫目の金棒を軽々と持ち上げるちから太郎になりました。ちから太郎は、修行の旅へと出かけます。そこで出会った御堂こ太郎、石こ太郎と一緒にさらなる道を進んで行くと…。

『絵姿にょうぼう』あらすじ

とても美しい女房をもらった権兵衛さん。朝から晩まで女房の顔を見て、うっとり。なかなか仕事に行かない権兵衛さんに女房は、自分の似顔絵を描いて渡しました。ある日のこと、権兵衛さんはいつものように女房の絵姿を見ながら、せっせと働いていると突然風が吹き、絵姿が遠い遠いお城の中へ飛ばされてしまいました。この絵姿を見た殿様は、あまりの美しさに「この娘を連れてまいれ!わしの嫁にする!」と言い出しました。お城に連れていかれる前に女房は、権兵衛さんに桃の種を渡し、3年たったらお城に桃を売りにくるように伝えました。お城では、3年たっても全く笑わない女房に殿様は困りはてておりました。すると、どこからか桃売りの声が…。

 
 

【制作のことば】

 昔ばなしのこころを子どもたちに伝えたいという熱い思いが、今井浩之ひとり人形芝居という形になりました。第一作『おさるのおしり』『それゆけ!ももたろう』 第二作『かもとりごんべえ』『あたまやま』 そして今回、『ちから太郎』『絵姿にょうぼう』は、第三作目になります。 今さんの舞台を観ている子どもたちは、耳をすましたり、くすっと笑ったり、手をたたいたり、とても表情が豊かです。そして、そんな子どもたちの笑顔のそばには、いつも優しく微笑む保護者の方々や先生方の笑顔があります。こんな素敵な時間と空間を一緒に作っていただける喜びが、今さんの創造のエネルギーになっていきます。 さて、今回は、今さんのひとり人形芝居の可能性と楽しさをさらに追求した作品になっております。ひとつひとつ丁寧に作られた人形や小道具も見どころのひとつです。 

  『ちから太郎』『絵姿にょうぼう』どうぞ ご期待ください。     (こくふだくにこ)

 

 

【上演アンケートの一部をご紹介します】

★おひとりで演じているとは思えないほど人形の動きがとても巧みで、最初から最後まで全く飽きずに楽しませていただきました。セリフも面白く、キャラクターによって声が変わり、ひとりひとり味があって面白かったです。(埼玉県 保育所)
★子ども達をひきつけるような動きやセリフで年少さんにもわかりやすく、皆がくぎづけになり楽しめました。音が大きすぎず、乳児でも安心して観ることが出来ました。色々な効果音が良いアクセントになっていて、とても楽しかったです。(千葉県 保育園)
★人形も小道具も細かい所まで凝っていてすごい!素敵で見応えがありました。人形の表情がどれも生き生きとして、個性豊かで、子どもたちも引き込まれていました。(千葉県 保育園)
★子どもたちは、身を乗り出して最後までとてもよく観ていました。セリフの言い回しや やりとりが面白く、たくさん笑っていました。2歳児から5歳児まで幅のある年齢の子どもたちが観劇したのですが、どの年齢も楽しみ、人形劇のおもしろさを体験出来ました。(埼玉県 保育園)
★あまりストーリーを知らない昔話もわかりやすく演じてくださるので、これからも色々な昔話を上演してほしい。昔話に触れる機会が少ないので、今さんの昔話の人形劇を子どもたちに観せてあげたいです。(埼玉県 保育所)

★0才から6才まで、お話に引き込まれていました。飽きそうになると絶妙なタイミングで場面が変わっていました。演技への情熱及び細やかな演出、心あたたまる内容で、子どもたちや祖父母の皆さんも幸せな気持ちになったと思います。(新潟県 保育園)

 

 

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