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『いっすんぼうし』

上演時間 約20分

あらすじ
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とってもとっても小さな かわいい男の子がおりました。

名前は、一寸法師。

「お父さん、お母さん、わたしは、京の都へ行って、立派なおさむらいさんになります!」

お母さんにもらった針の刀を腰に差し、お椀を笠にして、元気に旅立ちました。

お椀の船で川を進み、ついに京の都にたどり着くことができた一寸法師は、

大臣のお屋敷で働くことになりました。

ある日のこと、姫さまのお供で お寺参りに出かけました。

そこへ突然、恐ろしい赤鬼があらわれたのです。

さあ!どうする一寸法師!

姫さまを無事にお守りすることができるのでしょうか。

 

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『さるじぞう』

上演時間 約20分

あらすじ

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あるところに いつも畑にやってきては 大根や人参を引っこ抜いて持って逃げる

いたずらな さるたちが おりました。

ある日のこと

おじいさんは、さるたちのいたずらをやめさせようと お地蔵さんに

変装して、畑に立つことにしました。

しばらくして さるたちがやってくると お地蔵さん(おじいさん)に手を合わせ

よいしょっと お地蔵さん(おじいさん)をかつぎ運びだしたのです。

おもしろい歌をうたいながら 川を渡るさるたちに

おじいさんは、笑いをこらえて、じっとがまん。

さるたちは、大切にお地蔵さん(おじいさん)をかついで、山へと向かいます。

♪えっさほい えっさほい えっさほいほい♪

 

 

【制作のことば】

 自然のめぐみに感謝をして、一日一日を大切に生きていくこと。そして、どんな困難にも負けず明るく前を向くこと。こうした昔話がもつ強く、たくましく、そして、おおらかに生きる力の大切さを今、あらためて感じています。私たちは、子どもたちの健やかな笑顔とこころ豊かな成長を願い、これからも昔話を伝えていきたいと強く思います。 さて、今回の作品は、今井浩之ひとり人形芝居、第五作目『いっすんぼうし』『さるじぞう』の二本立てです。今さんのひとつひとつ丁寧に創られた人形、小道具、工夫を凝らした舞台を通して、人から人に伝える手作りの優しさ、あたたかさとともに ますますエネルギッシュな今さんの人形芝居をどうぞ御期待ください。  (こくふだくにこ)

 
 

 
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